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2007/04
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太陽

「母が亡くなりました。享年58歳でした。通夜は火曜日の午後7時から。葬儀は水曜日の正午からです。場所は・・・・・」

 

ケンさんからの突然のメール。

 

頭が真っ白になった。

 

ケンさんの母?

おばあちゃんじゃないよね?

おばあちゃんは2年くらい前と、その前にも お二人とも亡くなっている。

58歳ってことは、やっぱり・・・

 

サチコさんが亡くなった?

 

呆然となって

ケンさんは今、大変だろうし、電話したら迷惑だろうし、

どうしたらいいのかわからない。

 

とりあえずAさんに電話。

 

「サチコさんが亡くなったって・・・」

 

「え、嘘でしょ。

アンタ、ちゃんと電話して確認してよ!」

 

Aさんに喝を入れられて、ケンさんに電話すると

ケンさんは涙声。

 

「心臓の上のほうの血管が破裂して・・・ 昨日、夕飯をつくっていて、突然倒れたんです。」

 

なんと声をかければいいのかわからない。

自分自身も相当ショックなのだけど、

私の何百倍も何万倍も、家族の衝撃は大きいはず。

 

サチコさんはO家の太陽だった。

 

百姓をはじめる前に、私は修行と称して、O家に週2日、一年間通った。

 

サチコさんはいつも明るく、鼻歌を口ずさみ、

そのまんま「肝っ玉母さん」を絵に描いたような人で、

O家は、いつも笑顔と、「あっはっはっは~!」という大音響の笑い声で満ちていた。

小さなことは笑い飛ばし、

ひとのことを自分のことのように一緒に考えてくれたり、

時には本気になって怒ってくれる。

体全体が愛情でできているような人だった。

 

サチコさんはO家の太陽で、いつも中心にいて、

かしまし3人娘と、二人の息子、そしてOさんが周囲を取り囲んでいた。

それはそれは賑やかで楽しくて明るい家族。

 

家族の食卓のあたたかさをおしえてくれた。

食べもののありがたさや「おいしい」ということがどういうことであるかをおしえてくれた。

 

サチコさんの死自体を、まだ受け入れることができない。

ピンとこない。

 

サチコさんと話をしに行きたいな、遊びに行きたいな・・・

と、ここ10日ばかり思っていたところだった。

早く行けばよかった。

 

でもそれよりも何よりも、ケンさんやOさんたち、O家の家族のことが心配。

 

今まで「太陽」だったサチコさんが、今度は「千の風」になって家族を見守ってくれますように。

サチコさんだったら、いつも家族のそばについていてくれるよね。

そうだよね?

ねぇ、サチコさん

 

合掌。

 

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