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[110] 腸と土

<110号> 腸と土

 

「病気にならない生き方」(新谷弘実著/サンマーク出版)という本を読みました。著者の新谷先生は今から約35年前に、大腸内視鏡を使うことで開腹手術することなくポリープを切除することに、世界で初めて成功したスゴイお医者さんです。これまで約30万人の胃や腸を見てきた経験から、人に人相があるように、胃や腸にも胃相・腸相があり、「健康な人の胃腸は美しく、不健康な人の胃腸は美しくない」とおっしゃいます。

 

腸は胃で消化された栄養を吸収する大事な器官です。植物で言えば“根っこ”にあたります。どんなに栄養豊かな土でも、植物の根っこが元気でなければ栄養を吸収することができません。ひとにとっても同じことが言えるようです。


ここ1~2年、「食養」や「自然療法」の本を読み漁りました。これらの本のどれにも腸の大切さが書いてありました。西洋医学と食養は、相容れないような気がしていた私には、西洋医学の胃腸の権威である新谷先生が同じことを指摘されていることがとても意外でした。ほかにも「玄米と野菜を中心とした食生活がいい」とか「よく噛む」「腹八分目」「身土不二」「肉食は血を汚す」「乳製品は腸を汚くする」・・・などなど、どれも食養で言われていることにあてはまり、かなりビックリ!です。


いや、ビックリということはなく、それが“自然”なのだと思います。食養の考え方は「自然の摂理」に沿ったもので、新谷先生も「自然の摂理」を大事にされています。同じところに行き着くのはごくごく自然なことなのです。

 

玄米菜食とまではいきませんが、私は、玄米と野菜中心の食事にしてから持病の喘息もほぼ治まり、体調がよくなりました。玄米と野菜(もちろん無農薬・無化学肥料)中心の食事をすることで、体が元気になりました。自分の実体験から、食養というのは“ここちいい”ゾ…と思ってきました。それを、この本を読み、西洋医学の視点からも認められたみたいで、間違ってないことを証明してもらえたようで、とてもうれしく思いました。

 

体は食べものと水でつくられるのですから、体にいいものを食べていれば自然と健康になれるはずです。逆に言えば、粗悪なガソリンを入れた車が故障するように、体に悪いもの(食品添加物、農薬、化学合成物質 などなど)を食べれば、それらが積もり積もって病気になってもおかしくありません。


食事や生活習慣を重要視する新谷先生は患者さんに食事指導を行われています。そして、担当しているガン患者さんのガン再発率は0%になったそうです。食事や生活習慣を見直すことって、とても大事なことなのですね。

 

新谷先生曰く、腸内には善玉菌と悪玉菌と、善でも悪でもない中間菌がいるそうです。腸内細菌は生命維持に欠かせないエンザイム(酵素)をつくりだしてくれるものです。腸内細菌のくだりの中で、「悪玉菌も、必要だから体内に常在しているのではないか?」と書かれているところにものすごく感動しました。


虫には益虫・害虫・(益虫でも害虫でもない)ただの虫がいて、益虫には益虫の役割があり、害虫にもただの虫にもそれぞれの役割があります。害虫やただの虫がいないと益虫も生きていけません。それらの“いのち”がつながって循環し、バランスがとれていることが重要なのです。この本を読んで、腸内細菌も同じなのではないかと思いました。悪玉菌もいなくなれば、きっと体によくないのではないかと思います。大切なのはバランスなのではないでしょうか。同様に、土の中にはいい菌も悪い菌もたくさんいます。おそらく「中間菌」みたいな性格の菌もいるのでしょう。これらの菌は土の中でいろんな働きをしてくれています。腸内細菌がひとに必要な酵素を生み出しているように、土の中のいろんな微生物も酵素やミネラルなどを供給し、土を豊かにしてくれています。豊かな土が栄養たっぷりの野菜を育ててくれます。この世には不必要なものはひとつもないのだと、改めて思いました。悪い菌だからと排除するのではなく、悪い菌ばかりが増えすぎないように、全体のバランスがとれた時にいい土になり、体にいい野菜が育つのだと思います。そういう意味で、腸内と土の中はとてもよく似ていると思いました。野菜づくりは土づくり。健康づくりは腸づくり・・・ってとこですかね?!

 

オクラの花

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