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[111] 「自然の摂理」と私たちの健康

<111号> 「自然の摂理」と私たちの健康

 

先週号(110号)に書いた「病気にならない生き方」(新谷弘実著/サンマーク出版)にこんなことが書いてありました。(新谷先生は、開腹手術せずに大腸内視鏡を使いポリープを切除することに、世界で初めて成功したスゴイお医者さんです)

 

自然界にあるものはすべてつながりをもち、互いに影響しあいながら微妙なバランスを保っています。そのため、人間から見たら「不要」なものでも、自然界にとっては「必要」なものもあるのです。

 
じつは害虫であれ、益虫であれ「虫」が作物にとまることによって増える栄養素があります。虫が作物などの植物の葉にとまると、葉っぱから「キトナーゼ」や「キチナーゼ」というエンザイム(酵素)が出て、昆虫の足先や体からほんの少しの、それこそ何億分の一とかナノグラムという微量なのですが、キチンキトサンを吸収して植物はみずからの栄養としていたのです。こうして虫から植物に取り込まれた栄養素は、その植物を食べた動物の生命維持に貢献していたのです。


農薬を使った作物に生命エネルギーはない。


私たちは食べ物からエネルギーをもらっているのですから、その食べ物自体にエネルギーがなければ、いくら食べても健康にはなれません。自然な環境で育った食べ物を食べない人間が、自然の中で強く健康に生きられるはずがないのです。


命を養えるのは命だけです。生命エネルギーをもつ作物は、生命エネルギーのある土地でしか作れません。土壌細菌が健全であれば、野菜も果物も穀物も、とても健康に育ちます。健康に育った食物は、体に入ったときに、腸の中にいる腸内細菌を健全にしてくれます。(一部抜粋、省略)

 

食べものそのものに「エネルギー」というか「気」というか「いのち」そのものというか、不思議な力が宿っていて、その力の大きさが食べた人の健康を左右するのではないか・・・?なんて、この頃考えるようになりました。まさに私が考えていたことと同じようなことを新谷先生が書かれていて、ビックリするやら、嬉しいやら。なんてったって、現代医学・西洋医学の権威の先生なのですから。

 

うちの両親は専業農家でした。今では畑のほとんどを私が取り上げてしまい、父が家の裏にある小さなハウスの中でだけ、孫に送るのを楽しみにわずかばかりのメロンやスイカを、慣行栽培(一般の、農薬や化学肥料を使った栽培方法)でつくっています。私としては、もちろん農薬や化学肥料は使って欲しくありません。でも、これまで50年以上の農業の経験がある両親は大先輩。考え方もまるっきり違います。両親にとっては農薬の使い方もこれまで積み上げた技術なのです。両親には慣行農業で育ててもらった恩もあります。そんな親に新米の私が指図するなんて100年早いし、やろうものなら、畑を使わせてもらえなくなるのは目に見えています。なので、私の野菜に農薬をかけないのであれば…ということで、あとは目をつぶっています。


今年、特に申し合わせたわけでもなく偶然に、父と私とでそれぞれ、同じような時期に同じような環境(雨よけハウス)で山東菜のタネをまきました(ハウスは別々の場所にあります)。父は化学肥料+農薬。私は完熟堆肥+無農薬。父は「虫がいるから」と何度か“消毒”と称しては農薬をまいていました。私の山東菜は農薬もまかないのに虫はあまりつかず、きれいに大きくなって、出荷したり、浅漬けにしたりしておいしくいただきました。一方、父の山東菜は農薬をかけたのに虫でボロボロ・・・。

 

「いい土」というのは、いろんな菌(微生物)がバランスよく存在し、ミネラルなどの微量元素やチッソ、リン酸、カリなどの栄養分をほどよく含んだものだと考えています。土中には、いろんな虫がいて、有機物を分解し、植物が吸収しやすい形に変えてくれています。菌も虫も生物なので、土そのものに多くの“いのち”が息づいていることになります。そんな“いのち”あふれる土で育った植物は、文字通り“元気”です。新谷先生がおっしゃるところの「生命エネルギー」にあふれている状態です。


わずかな経験ながらも、これまで見てきた中で、虫はすべての野菜に均一につくわけではないようです。例えば春先にアブラムシはつきものですが、このアブラムシ。元気のない弱々しい野菜によってたかってついています。たとえ隣でも、元気いっぱいの野菜には全くついていなかったりします。あくまで私の仮説ですが、虫は生命力の強い野菜には、エネルギーが強すぎてつけないのではないかと思うのです。サバンナのチーターが弱ったガゼルに狙いをつけて襲い、それがガゼルの「強い遺伝子を残す」という、結局は両者にとって好都合の結果(自然の摂理)を生み出しているのと同じではないかと思うのです。

 

ところが農薬や殺菌剤をかけると、虫や菌は死んでしまいます。“いのち”が消えてしまいます。菌がつくり出してくれる大事な酵素やミネラルもつくり出せなくなります。“いのち”の消えた土で育った野菜には生命エネルギーが少なくても無理はないと思うのです。生命エネルギーが少ない=弱々しいので虫がつく→さらに農薬をかける→さらに“いのち”が減る→野菜はボロボロに・・・ ということを、今回の山東菜が物語っているように思います。


この目には見えない「生命エネルギー(いのち)」というのが、ひとの健康に大きく関わっている…というのは、新谷先生や、その他多くの食養の本にも書いてあり、今回の山東菜の例で、「間違いない!」と確信してしまったわけであります。(^^)v

 

大事なことは「自然の摂理」に従って、“いのち”あふれる環境で作物を育てること。そうすることで元気で“生命エネルギー(いのち)”の詰まった野菜が育ちます。そして、そのエネルギーを取り込んだ(食べた)人が元気になるのは、とても“自然”なことだと思います。


「自然の摂理」ってスゴイです。本当に、人智のはるかに及ばない、ものすごく精緻な構造をしていて、やっぱりそれを無視してしまうと病気になったり、バチかぶったりしてもおかしくないのだなぁ~と思うわけです。こういうことは、科学的にはなかなか証明できませんけどね。


これからも「自然の摂理」を大事にして、みなさんに生命力の高い、“いのち”のいっぱい詰まった野菜たちをお届けしていきたいと思います。よろしくお願いします!! そのためには“土づくり”なのです。しんどいけど、がんばるゾ!!

 

 

 

(注)堆肥が少しでも未熟だったり、野菜の収穫時期が遅れたり、その野菜にとって適期じゃなかったり…と、いろんな原因で虫はつくようです。そういう時は、野菜が“パーフェクト”な状態ではなく、生命エネルギーが下がっているのでしょうね。できるだけ“パーフェクト”な状態で出荷したいと思います。・・・思ってはいますが、そうはいかない場合も多々あるかと思います。みなさんのご理解に感謝です!

 

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