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[035] 百姓の技術
<035号> 百姓の技術

桜が咲きました~♪ 春ですね。一方、東日本大震災から2年。いろいろ考えさせられる春です。

今週のおたよりは・・・、昔のたよりのリバイバルです(^_^; 冬の畑の後片付け(畑に残ったジャガイモや人参、里芋を掘って片付ける)や、収穫&出荷、春野菜の植え付け&準備(元肥まき&耕耘)などなどに追われて大わらわで体がガタガタ(^_^;。“たより”を書く余力がないので許して下さい。以下、2005/12/27(百姓一年生)に書いたものです。





「脱穀」を熊本弁で「しの」と言います。今年は秋大豆を少しばかりつくり、畑で乾かして、家に持ってきて庭で干して、19日に「まめじの」をしました。

05121904
竿の先の部分がグルグル回り

05121905
振り下ろすと先っぽがカラをバチンと叩き、大豆がサヤから飛び出します。

今では大豆はコンバインで収穫するのが一般的ですが、大豆用のコンバインなどないので、昔から大豆の収穫に使っていた“ブルコ”という道具を伯父につくってもらい、「しの」をしました。

私はヘタクソなので竿がよじれて上手にできません。(^_^; コンバインでやる方がずっと簡単でらくちんですが、ブルコの風情もなかなかいいものです。その仕組みもさることながら、こういう道具をささっと自分でこさえてしまう伯父の技術にも感心します。また“自給自足”を標榜して、ゴマや小豆に大豆に菜種、小麦・・・とつくったはいいものの、あとの処理ができない私に、「こぎゃんとは(手間がかかるので)作ってくれちゃ困る」と言いながら、その処理が上手にできてしまう母。伯父や母のような人を“百姓”と言うのでしょうね。まだまだブルコさえ使えない私にはとても遠い存在なのです。

カラから大豆を脱穀した後は、葉っぱのクズなどと大豆を分けるために“とうみ”を使います。

05122007
とうみを使い、大豆だけ取り出します。

まめじのをしたこの日の晩ご飯は“まめだご汁”でした。(^^) 日本の大豆の大半は海外から輸入されています。自分で作った100%自家製大豆のまめだご汁なんて、とってもゼイタクに思えてしまいます。
05121916


話は替わりますが、うちのワラがお宮のしめ縄になりました!! うちの田んぼは稲刈りをした後、架け干しをしました。稲の根っこがいつまでも元気だったので、ワラがとてもきれいな緑色をしていました。うちでは石油製品で自然に還らない黒マルチの代わりに、ワラをよく使います。なので、ある程度の量を乾かして大事にとっておきます。
 
昔はワラはたたみの材料、コモ、蓑、わらじ、ねこぼく、俵やかまげなどなどに加工され、利用されていたため、とても大事にされていました。でも今は、時に邪魔者扱いだったりするのが残念でなりません。
05121407


今年はじめて知り、これまた感動したのですが、お宮のしめ縄は毎年、近所の人が手作りしているのだそうです。今年は自治会長さんが「しめ縄用にワラを分けて欲しい」と来られ、うちのワラでお宮のしめ縄が作られました。ワラがきれいなので、父曰く「今年のしめ縄が今までで一番美しか」だそうです。(^-^) 来年もお宮の氏神様がうちのお米を見守ってくれますように。

百姓仕事には、様々な技術が生きています。機械化や効率化、経済至上主義の陰でこのような技術が廃れていくことはとても残念なことです。こういう技術を絶やさないように、できれば、ずっと後世まで受け継いでいきたいものです。(昔のたより、ここまで)




この頃は私以上にバリバリ仕事ができていた母。ほんの7年とちょっと前の話なんですけどねぇ~。ありがたかったなぁ~。


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