<379号>
新米ができました。(^o^)/ “あったかい”というよりも、“暑い”です。(-“-; 11月も半ばだというのに、この暑さはなんなのでしょう。4種類(品種)のブロッコリーを時期をずらして何度も種まきしたのに、この暑さでどれもこれも大きくなって、暑いのですぐに開いたり黄色くなったりして商品価値がなくなっていきます。がんばって植えたのになぁ~。(涙)
さて、脱穀も無事に終わり、今年も新米の準備ができました。去年から冬季湛水(ふゆみず田んぼ)をやめて、今年のお米から普通に、無農薬・有機栽培&掛け干し米です。お米をつくるには、八十八の手間がかかると言います。
4月 草を細かく裁断、畦草刈り。
5月 用水路の泥さらい(近所の男衆がやってくれます)
元肥まき&耕うん
塩水選、温湯消毒、浸種
種まき、育苗(苗床)
6月 代掻き
田植え
草取り
7月 草取り
8月 ひたすら草取り
時々畦草刈り
竹の準備(掛け干し用)
9月 やっぱり草取り
10月 稲刈り、掛け干し
11月 脱穀、もみすり、精米
竹の片付け
ワラの片付け
土方仕事(畦に上げられた泥を処理する)
大まかな仕事を列挙するとこんな感じですが、それぞれに結構な労力が必要だったりします。特に今年は、草に泣かされました。田植えが終わった直後にぎっくり腰をして、その後、母が緊急入院、生死の境をさまよい(^_^;(もう大丈夫です)2週間ほど入院していたので、草取りの出足が遅れ、田んぼが草だらけになってしまって、今年は本当に参りました。感覚としては、米1本に対し、ヒエ(草)100本植わっているような感じでした。(^_^; おまけにヒエと稲は穂をつける前はとてもよく似ていて、見分けをつけるのもなかなか難しいのです。夏は畑の方に手を取られてなかなか田んぼに手がまわらないので、友達にバイトをお願いして草をとってもらったり。ほんとにほんとに、彼女には大変大変お世話になりました。今年、無事に収穫を迎えられたのは、草取りを手伝ってくれたMちゃんのお陰なのですよ。(^^)
今年の収穫量は例年よりも若干少なめです。代わりにたくさんのヒエを育ててしまったので仕方がないですね。(^_^; 来年はこんなことにならないように、ジャンボタニシさんにも草取りを手伝ってもらって、もう少し上手にやりたいと思います。太陽のエネルギーをたっぷり吸収したおいしい掛け干し米です。ご注文をお待ちしています。(^^)/
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