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2020/09
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[120] ムラ一番の田んぼ?

<120号> ムラ一番の田んぼ?


キーキーキーキーキーキー!! 9月6日、モズの高鳴きをこの秋はじめて聞きました。同時にツクツクホウシが夏の名残を惜しむかのように鳴いていました。空には入道雲(夏)と一緒にウロコ雲(秋)が浮かんでいます。今はちょうど夏と秋が同居しているみたいですね。朝晩随分涼しくなり、気持ちよく仕事ができるようになりました。夏の間は涼しい朝夕の仕事をメインにして、暑い日中は昼寝をしたりして過ごします。お昼寝がこれまた気持ちいいのです! でも昼間でも涼しくなって外仕事ができるようになり、日暮れが日に日にどんどん早くなるこの時期。そろそろ昼寝もできなくなりそうで、昼寝が名残惜しい今日この頃・・・。(^_^;

 

さて、田んぼの方は8月20日過ぎから出穂(しゅっすい)が始まっていました。稲は穂が出ると同時に花を咲かせます。稲穂の一粒一粒から白い小さな花をのぞかせます。今はその花もほとんど落ちてしまい、受粉して実がだんだん重くなって頭を垂れはじめています。“実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな”ですね。

 

 


ショッキングピンクの物体はジャンボ
タニシの卵。増えると困るので
一つ一つ手で落としていきます。
結構やをいかん作業です。

 

先日、母が「今年の稲が今までで一番美しかろ?」と言っていました。「美しかろ?」と同意を求められたところで、やっと米づくり3年生で、まだまだ“プロ”の目を持たない私にわかるわけがありません。(^_^; 百姓のキャリア50年以上の母の目にそう映るのであれば、きっとそうかもしれません。同じように百姓歴50年以上の近所のおばちゃんからも「アンタがたの稲が一番美しか~。ムラで一番美しかてみんな言いよるよ」と言われました。どうやら、うちの田んぼは近所で評判になっているみたいです。(^_^;

 

何を基準に「一番美しい」というのかはわかりませんが、母によると「肥料がちょうどよか塩梅にきいとる」のだそうです。肥料がきくと葉っぱの緑色が濃くなります。ただし、過剰に肥料を投入すると倒伏の原因となり、“ちょうどよか塩梅”がなかなか難しいようです。「ようです」とヒトゴトのように書くのは、うちでは無肥料で米をつくっているので、化学肥料にしても有機肥料(堆肥)にしても、肥料は入れたことがないからです。

 

ではなぜ、「うちの田んぼは肥料がきいている」のか? 答えはイトミミズや田んぼに住むいろんな生きもののお陰です。うちの田んぼは稲刈り前後をのぞき、ほとんど一年中田んぼに水を張る“冬季湛水・不耕起移植栽培”で米づくりをしています。(今年は春草があまりにもひどかったので、春先に一回だけ浅く耕運しました。でもそれ以降は代掻きなど一切行っていないので、“半不耕起”状態です) 冬の間に水を溜めているせいで、生きものが増え、田んぼにまいたワラや米ぬかを食べてイトミミズなどの生きものが増えます。イトミミズは泥に頭をつっこんで、逆立ち状態でお尻からせっせと良質の肥料となる糞をしてまいてくれます。人の手で肥料をまくとどうしてもムラができて、よその田んぼは肥料のきいているところとそうでないところの葉っぱの色が違ったりしますが、うちの田んぼはイトミミズが均等に肥料をまいてくれているようで、田んぼ一面同じ色です。それにイトミミズの糞なので大した窒素量でもなく(推測ですが)、過剰施肥にはならないのだと思います。またイトミミズの糞が“トロトロ層”をつくり、土の表面覆うため、日光を遮り、草の発芽を抑えてくれます。まさにイトミミズ様サマなのです!

 

今のところ「美しい」うちの田んぼ。このまま台風が来ずに、無事に稔りの秋を迎えられますように!!!

 

 

 

 


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