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[123] 落花生/農薬禍つづき

<123号> 落花生/農薬禍つづき

 

落花生って、どんな風に実がなっているか、ご存知ですか? 私は農業をはじめるまで、大豆みたいにして実がなっているものだとばかり思っていました。(^o^; 実は、落花生の実はなんと土の中に埋まっているのです! 知ってました? 「そんなん、当たり前やん!」って? 知らなかったのは私だけ・・・?でしょうか。(^_^;

 

はい、落花生は上の写真の通り、こんな感じで実がなっています。
 


これが落花生の花です。花は他の植物と同様に普通に空中で咲きます。これが受粉するとヒモみたいなのが伸びて土中に潜り、実を太らせます。文字通り“落花生”(花が落ちて実をつける)。すごく不思議な生態だと思います。実が土の中に潜っているので、収穫するには掘る必要があり、また、一株についている実は大した量ではありません。掘ったりむしったりするのに手間がかかります。私一人では手が回らないので、母がせっせとむしってくれています。(^^)v

 

 

以下は“たより”121号(チョウゲンボウとツバメの農薬禍の話)に書こうと思いながら、紙面に収まらずに削った部分です。


農薬をまいて誰が最も被害を受けるかと言えば、まいた本人です。農薬が原因で病気になる農家の人も大勢います。(私の場合、喘息持ちなので農薬なんてまいたら、虫より先に私の方が“虫の息”になるでしょう(^_^;) 中国では、日本向けの野菜を作る農家の人が、農薬の知識もなしに、指示された通りに、日本では禁止されているような毒性の強い農薬を大量に使わされるため、足の裏が火傷を負ったようにボロボロになっているという話を聞きます。どうしてこんなことになるかと言えば、日本人が“きれいな野菜”を求めてやまないからです。


昨今、中国からの輸入製品の安全性が問われていますが、「きれいな野菜がいい」というような“買う側”の勝手な都合が、遠く離れた国の人たちの健康を蝕んでいる場合だってあるのです。

 

以前、韓国からの大量の輸入トマトが問題になっていた頃、韓国に行って、現地の農家の方の話を聞く機会がありました。韓国のトマト農家は商社と、どんな時でも一定価格でトマトを出荷する契約を結んでいるということでした。韓国の野菜市場でトマトが高値をつけている時は、韓国内で売った方が高いが、そちらには出荷できずに、一定価格で日本に買い取られてしまう。日本に出荷するからと言って特別なメリットはない・・・という話でした。結局、利益は中間業者が吸い取ってしまい、末端の農家はほとんど恩恵にあずかれないようです。日ごろ、「輸入野菜よりも国産を!」と叫び、輸入野菜を目の敵にしがちですが、こういったグローバル経済の弊害も考えていく必要があるのでしょうね。(私の野菜たちは、近くに住んでいる皆様方に食べられてシアワセです!)

 

あともう一点、121号で言いたかったことです。
水俣で人が病気になる前にカラスやネコが狂い死にしていた頃、何らかの対策を講じていたら…、それよりももっと前に、小さな魚や貝が大量に死んでいた頃に異変に気づいていたならば、あんな悲劇は起こらなかったことでしょう。言い換えれば、魚や貝、カラスやネコたちが、海の異変をひとに教えてくれていたと言えます。その“メッセージ”をひとが受け止ることができていたなら・・・。より小さい生きものが元気に健康に暮らせる環境が、ひとにとっても安心ということです。小さな虫や菌や草が死んでしまうものは“不自然”です。ひとは“自然”の生きものなので、“不自然”なものは使わないに越したことはありません。“毒”は環境中をまわりまわって、また私たちの元に帰ってきます。農薬を使えば土や空気、川や海を汚染し、直接あるいは生きものの体内に取り込まれ、食べものとして、また私たちの元に帰ってきます。


生態系の頂点に位置するチョウゲンボウ。そして私たちニンゲンも、生態系の頂点にいる生きものであることを忘れてはなりません。あのチョウゲンボウのヒナの姿は、未来の私たちの姿かもしれません。

 

 


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