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【じゅっ田んぼ通信】 ~いよいよ田植えですよ~

以下は<2005/06/04>に書いたものです。

「なんのこっちゃ、よーわからん」方はバックナンバー(一番下)をどうぞ。

 

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【じゅっ田んぼ通信<4>】 ~いよいよ田植えですよ~

 

雨が降るとホッとします。(^^)
特に5月はまともな雨がほとんど降らず、畑はカラカラ。
二日前のまとまった雨は、ほとんど1ヶ月ぶりの、いい恵みの雨になりました。
野菜も(草も(^_^;)1日で見違える程元気になりました。

 

大変ご無沙汰しました。
伝えたいことはたくさんあるのに、5月から野菜の出荷を始め、まだ仕事に慣れてなかったり、仕事がトロかったり・・・で、なかなか「通信」を書く時間が取れずにいました。


もうそろそろ書かないと、そのまま田植えに突入しそうなので、今夜はがんばって書くことにします。(と書いたのは昨日のこと。(^_^; 今日こそは!)

前回の“ゆめ”のはなしから、そろそろ“現実”へ。

 

4月8日。イトミミズを確認しました!
冬季湛水・不耕起移植栽培の田んぼでは、鍵となる生きものです。生物指標としては「大変汚い水に棲む」と、不名誉なイトミミズですが、「大変汚い水=有機物たっぷり、栄養たっぷりの水」なのです。イトミミズはこれを分解し、出したフンが“トロトロ層”をつくり、草を抑えたり、稲の肥料になり、田んぼの生きものたちのエサにもなってくれます。

 

赤いのがイトミミズ
 

4月28日。雨が少なく、危うく田んぼが干上がりかけました。これまで最大のピンチでしたが、まわりの人に助けてもらって、なんとか切り抜けることができました。

 

5月1日・2日。二日間で用水路の泥さらいをしました。たまった泥をスコップで、私はチビなのでほとんど頭の高さの田んぼや道路に上げる作業は大変でした。


用水路には、なんとスッポンや、日本の在来種のタニシや、ドブ貝、シジミ、カワニナなどなど、普段は滅多に目にしない“自然”をたくさん見つけました。こんなコンクリートの用水路でも、いろんな生きものの住処になっていることに改めて感動。


この数日後、泥さらいで同じ方向にばかり腰を捻ったことが原因で、腰が痛くなり大変な目に・・・。(^_^;(いい整骨院を教えてもらって、「歩け」と言われてがんばって歩き、今では随分よくなりました)


こんな大変な用水路の泥さらいを、農家の人たちは毎年、年に数回行っています。米づくりには欠かせない作業ですが、こういった地道で大変な作業の積み重ねが、いろんな生きものたちの住処を守ることにつながっているのですね!

用水路にいたスッポン(5/1)
 

■田んぼの生きもの
3月に脇の用水路から40匹ほどのメダカをすくって田んぼに放しました。2反2畝の田んぼに40匹だったら、江津湖に40匹のフナを放流するのと同じくらい(?!)、人口密度ならぬメダ口密度は低かったはずですが、2週間ほど前には、群れて泳ぐチビメダカを確認。40匹のメダカが田んぼの中で繁殖して、ちゃーんと増えたようです。(^^)


それもそのはず。田んぼの中には、メダカのエサとなるミジンコがうじゃうじゃ・・・。藻類にまとわりつくように集まって水の中に浮かぶ様はまるで“ミジンコ銀河”です。(^^) ミジンコは動物プランクトンで、イトミミズ同様、いろんな生きもののエサになり、田んぼの生き物たちのいのちを支えてくれています。


ほかには、イトトンボ、アメンボ、マツモムシ、ヒラマキ貝の仲間、カワニナ、ジャンボタニシ(外来種)、普通のタニシ(在来種)、アマガエル、ツチガエル、ヤゴ、ヒル、ウマビル、アカムシ などなど、あまり派手ではありませんが、いろんな生きものが棲んでいます。

 

このような生きものが増えてきたからか、このところ、コサギ(シラサギ)がよくうちの田んぼでエサを狙っているのを目にするようになりました。昨日はコサギ2羽、ゴイサギ2羽、アオサギ1羽の計5羽を同時に確認しました。アオサギは結構大きな獲物を口にくわえていました。(これはきっとナマズです!あとで田んぼに同じくらいのナマズがいるのを確認しました) サギが来るようになったのも、それだけ、彼らのエサとなる生きものが増えている証拠ですね。(^_-)


5月3日から水が流れるようになった脇の用水路には40cmほどもあるコイが泳ぎ、フナが群れるようにりました。

コサギ(6/1)
 

ゴイサギ(6/1)
かなりキビシイ(^_^;
 

ナマズも確認(6/26)

 

■ミジンコパワー
5月19日。田んぼの土壌を調べてもらっているI先生が熊本に来られたついでにうちの田んぼを見に来てくれました。先生は、うちの田んぼが富栄養化でアオコが発生して大変なことになっていると予想していたそうですが、ご期待に応えられず(^_^; 田んぼが思いの外きれいだったのが意外だったようです。


先生曰く「藻類はものすごく増えているはずだけど、それをミジンコなどの生きものがことごとく食べているから」アオコの異常繁殖もなく、割ときれいな水面を保っているのだそうです。ミジンコや田んぼのいろんな生きものたちがせっせと水をきれいにしてくれているんですね~。そう考えると、小さなミジンコも愛おしく思えます。

 

■種まき、苗床
5月7日 塩水選&温湯消毒。塩水選とは、種籾を塩水につけていい種だけを選り出す作業です。慣行農業では農薬で消毒しますが、うちでは農薬は使わないので57℃のお湯に種籾をつけて消毒しました。(書くのは簡単ですが、お湯を沸かすだけで2時間もかかり大変でした)その後、4~5日水につけて、5月12日 種まき。


5月16日 苗床づくり。裏の畑を水平にならしてブルーシートで苗用のプールをつくり、苗箱を搬出しました。
まだ芽が出てなくて、親がかなり心配していました。


その後、芽が出るまでに少し時間がかかったものの、なんとか芽は出て、今では3-4cm程になっています。これから苗を鍛えるために、ほうきで撫でたりしてかわいがってあげないといけません。

 

■田植えですよ。
普通の米作りは「苗半作」(苗のでき次第で結果の半分が決まる)と言われますが、冬季湛水・不耕起移植栽培では「苗八分作」。苗次第でほとんど稲の出来が決まってしまいます。いかに丈夫な苗を作れるかどうか・・・というところで、ちょっとドキドキです。


田植えは6月25日(土)・26日(日)9:00~17:00(昼食・おやつ付き)です。・・・と書きながら、実は野菜の世話に追われて、まだ田植えの段取りまで頭がまわっていません。(^_^;


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★バックナンバー★

じゅっ田んぼ通信<1> ~生きものいっぱいの田んぼづくりスタートしました。~

じゅっ田んぼ通信<2> ~ゆめの前に~

じゅっ田んぼ通信<3> ~ゆめものがたり~

 

 

 

 


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