2017/10
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[132] 冬季湛水・・・今年は順調です。(^^)

<132号> 冬季湛水・・・今年は順調です。(^^)


 

写真は現在の“りずむ”の田んぼです。水面に規則正しく小さな稲が並んでいて、まるで田植えをしたばかりの田んぼみたいでしょ? でも後ろのお宮の森が紅葉していて、正真正銘、晩秋の田んぼ(11/30撮影)です。水面から顔を出し、“苗”みたいに見えているのは、稲を刈った後の稲株から出てきた“ヒコバエ”です。稲の根っこはまだちゃんと生きていて、更なる“稔り”を目指しています。暖かい日が続けば稲が稔るかもしれませんが、さすがにこれから寒くなるので、収穫には至りません。(^_^;

 

“りずむ”の田んぼは冬の間から・・・というか、稲刈りをしたらなるべく早く水を溜めた方がいい、という“冬季湛水・不耕起移植栽培”。年中田んぼに水を張った状態なので、熊本弁で「ぬかるみ」や「水溜り(湿地)」を意味する“じゅったんぼ”と“田んぼ”をかけて“じゅっ田んぼ”と呼んでいます。


冬の間から水を溜めることによって、いろんな生きものにすみかを提供し、田んぼに住む生きものが増え、生きものや太陽、土、水、風たちがお米を育ててくれます。

 

私にとって、この農法の一番の魅力は生きものがたくさん増えること! 昔はあちこちにあった水溜りが都市化のうねりの中でどんどん埋め立てられ、私たちが気付かないうちに、多くの生きものがそのすみかを失い、数を減らしています。「いろんな生きものがバランスよく存在する環境」がひとにとってもいい環境なので、そんなすみかを失いつつある生きものも、うちの田んぼでどうにかいのちをつないでくれれば・・・と思うのです。それらの生きものの“いのち”は、まわりまわって、私たちの“いのち”につながっているはずですから。

 

“冬季湛水・不耕起移植栽培”で最も気を遣うのが冬場の水張りです。近年は乾田化が進み、冬には田んぼに水がないのがアタリマエ。この農法でお米を育てたい!と思ったものの、私自身「無理」だと思ったし、親からも「無理」だと言われました。それが、本当にいろんな“偶然”と“幸運”と、いろんな人の“お陰様”がいくつもいくつも重なって、奇跡的に“じゅっ田んぼ”は存在しているのです。詳しく書くと紙面には到底収まらないので省略しますが、冬に田んぼに水を張ることは、大抵物理的に難しいことが多いのです。それが、今、こうやってできていることは、本当に“奇跡”としか言い様がなく、とてもしあわせなことなのです。(^-^) 感謝!

 

この大事な“水張り”。「なるべく早く水を溜めた方がいい」のですが、毎年、なかなかうまくいきません。それが、今年はコンバインで稲刈りをしたことで、ワラをまく手間が省け、11月1日に水を入れることができました。1年目は12月18日、2年目は元旦だったことを考えると今年はかなり早くできました。例年、水張りが遅れるせいで春先の草対策がオオゴトだったのが、今度(来年)はうまく草が抑えられるのではないかと、今から期待しています。

 

ただ、前にも書いた通り、冬場の水張りは大変です。農薬も除草剤も使わない自然豊かな“じゅっ田んぼ”は、モグラやネズミにとっても住み心地は抜群らしく、畦のあちこちにモグラやネズミが穴をあけています。その穴から水が漏れてしまうのです。(>_<) ややもするとポンプアップする水の半分くらいが1つの穴から出て行ったりします。これを防ぐために、今年は力持ちのUさんに手伝ってもらって、畦を半分、全部掘り起こして穴を見つけ、塞いで埋め戻して固める・・・いわば畦のつくり直しの土方仕事を二日ばかりやりました。力持ちのUさんのお陰で水漏れは随分収まり、やっと安心して田んぼに水を溜めることができるようになりました。(^^)

 

先日、田んぼの上をギンヤンマが飛んでいました。ギンヤンマのヤゴ(幼虫)は春から夏にかけて、うちの田んぼの中にたくさんいますが、成虫を見たのははじめてのことでした。周りの田んぼはどこも稲刈りが終わり、“水溜り”がほとんどなくなった今、“じゅっ田んぼ”は生きものたちに貴重なすみかをもたらしているようです。
(^^)v

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<おまけの写真>

この日(11/25)は畦の補修をしたので

水が溜まってないのでした。


お宮から飛んできた銀杏の葉っぱ
ちょっと風流でないかい?

 

 


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