2017/10
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[093] 地球温暖化と農産物と端境期
<93号>地球温暖化と農産物と端境期

 

「暑~い!!」と思ったら、3月4日は最高気温26.1℃の夏日だったんですね。春を通り越して、夏が来ちゃいました?(一転して翌日からは冬・・・。ついていけません(^_^;) 今年は雪が少ないせいで、東北地方の米の不作が心配されています。冬の間に山に積もった雪が春になって解けて、その水が田んぼを潤しお米が育ちます。でも今年のように雪がなければ、水不足が心配され、東北の米どころの方々はさぞかし不安な思いを抱いておられることでしょう。スキー場が営業できなくなったり、米への影響が心配されたり、はたまた野菜がたくさんできすぎて生産調整のために出荷されることなくトラクターで畑にすきこまれたり(豊作貧乏)・・・と、地球温暖化の影響が目に見えるかたちで現れてきました。気候が変動するということは、漠然としていて、実際に私たちのくらしにどんな変化をもたらすのか、少し前は想像しにくかったのですが、こうやって目に見えてきてようやく、地球温暖化に対する理解や関心、行動も目に見えて大きくなってきているような気がします。それはとてもうれしいことです。


“りずむ”の畑は熊本の中でも暑い地域です。さらにこれ以上気温があがれば、作物にどんな影響があるのか、先が思いやられます。今は国産のものがなくても、外国から輸入すればスーパーでなんでも手に入ります。でも、異常気象は世界中で起こっていて、そのうち、アメリカや中国など、現在大量の輸入野菜を供給している国も、そのうち自国でまかなう量が足りずに日本に輸出できなくなることでしょう。その時に自給率がたった40%しかない、先進国中では群を抜いて低い自給率の日本はどうなるのでしょうか? 

 

地球温暖化の影響として、「水資源への影響(水害や渇水)」、「自然生態系への影響(種の絶滅など)」、「農業への影響」、「海水面の上昇」などが取り上げられています。いろんな生きものがすみかを失い、消えていくことなど胸が痛みますが、何よりも、食料を生産できなくなる、タネをまいても育たなくなる=食糧危機が、百姓としては一番心配です。食べものがなくなるということは、人類も生きていけなくなるということですから。

 

無農薬・有機栽培のお米や野菜を「野菜セット」としてお客さんに提供する形態を「提携」と呼んでいます。「提携」とは、持ちつ持たれつの関係。農家は安全で安心して食べられる農産物を提供し、消費者は定期的に一定量の農産物を購入することでお互いを支えあっています。市場価格に振り回されていては、経営が成り立たないので、豊作のときも不作のときも、年中一定価格でお届けします。でも果たして、このまま地球温暖化が続けば、お客さんに農産物を提供し続けることができるのだろうか?と不安になることもあります。たとえスーパーに野菜が足りない日がくることになっても、なんとか、なんとか、提携のお客様の分の野菜はどうにかして生産していかねば!! ただし、毎週ニガウリばっかりになるかもしれませんけどね~。(^o^; なんて…、こんな冗談が現実になる日が、どうかきませんように・・・。

 

さてさて、畑のほうは冬の野菜はトウが立って「お花畑」状態です。見た目は結構きれいですが、出荷できる野菜が少なくなってきています。先日タネをまいた菜っ葉類は4月後半くらいになればお届けできる予定です。この時期が一年で最も野菜が少なくなる季節(端境期)です。フダン草やワサビ菜、あとはこの時期だけ使うハウスの野菜などでなんとか持ちこたえたいと思いますので、みなさまのご理解・ご協力をお願いします。

 

ナス、トマト、ピーマンなどの苗
順調に生育中です。(この間こさえた
踏込温床の上に置いています)
 

端境期を乗り切るための
キャベツが巻かずに、トウが立って
しまい出荷不能に。大ショックです(涙)。
(トウ立ち=葉っぱの間から茎が伸びて
花が咲いてしまうこと。野菜は硬くなり、
食べられなくなります)


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