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[195]  提携・・・生産者と消費者の顔の見える関係

<195号> 提携・・・生産者と消費者の顔の見える関係


いい天気が3日続いて畑が乾き、やっと仕事ができるゾ!と喜ぶと、次の日は雨でまた畑はビチャビチャ。元の木阿弥・・・という状態がようやく(少しは)解消してくれそうです。この間「種が蒔けた」と喜んだところの畑はほんのわずかな面積。まだまだ耕運できてない畑がほとんどで、キャベツやレタスの苗が「早く植えてくれ~」と訴えています。今度の金曜日の雨がなくなったらとっても仕事がはかどるのになぁ~と思いつつ、水曜日と木曜日が正念場。がんばりまっす。(猫の手求む)

 

さて、191号に有機農業(運動)の歴史を紹介しました。1970年代に安全な食べものを求める消費者と、農薬や化学肥料による害を感じ始めた生産者が結びついて、「提携」という、既存の市場流通に依存しない、自主的な「もう一つの流通」が生まれました・・・という話でした。

 

通常、モノを売る場合、材料費や経費に利益分を乗せて価格を決めますよね。でも、野菜などの農産物の場合、農家は自分で価格を決めることができません(慣行農家の場合ですよ)。野菜ができたら、農家は収穫して、大きさごとに選別して袋詰めして箱詰めして、市場に持っていきます。野菜の価格は市場で決められます。例えば、その日レタスが市場にあんまり出ていなかったら、ものすごーく高く売れるし、たくさん出ている日は1個が10円にもならなかったりするわけです。そんな時は、レタスを詰めるダンボール箱代にも、市場までのガソリン代にもならない---大赤字です。土づくりをして種をまいて、植えつけて、面倒を見て、収穫して、包装して・・・という手間賃なんてトンデモナイ。それでも、「高い」日か、「トントン」な日がある程度あればいいでしょう。ところが、海外からの輸入農産物の増加に伴って、「高い」日は滅多になくなりました。「安い」日ばっかり続くと、農家のやる気だってなくなります。「百姓は博打」・・・昔、親がよく言っていた言葉です。いい時はいいけど、悪い時はむちゃくちゃひどい。もちろん「いい時」よりも「悪い時」の方がずっと多いのです。そんなんじゃ、「農家なんかやってらんない」って、やめていくのも当たり前です。栽培に手間がかかる分、博打よりもタチが悪いですよ。


ついでに言うと、市場で10円もしなかったレタスがスーパーでは100円くらいで売られています。これって絶対におかしいと思いませんか?

 

生き残るために、大規模に作付けて、農薬や除草剤や化学肥料を使って、なるべく手間をかけず、効率的に工夫を凝らしている人たちもいます。私は、農業を続けている農家のみなさんは偉い!と思います。慣行農家の人たちはスゴイですよ。朝から晩まで本当によく働かれます。自給率40%の日本の農業の現状です。農家は、本当にがんばっているんですよ。でも、農家だけではどうにもなりません。

 

しかしながら、「農薬や除草剤や化学肥料を使って効率的につくる」・・・っていうのはやっぱり違いますよね。食べものは“いのち”をはぐくむものだから、“いのち”を殺してしまう化学合成物質を使うのはおかしいと思います。

 

そこで、私達有機無農薬栽培で野菜やお米をつくる生産者の多くは「提携」という方法で、消費者に直接農産物を届けています。生産者は、農業を持続していけるだけの適正な価格を決めて、無農薬有機栽培の農産物を消費者に届け、消費者は定期的に農産物を購入することで、相互に支えあう形です。生産者と消費者の「顔の見える関係」です。ちなみに、自然災害などで野菜が少なくなって市場価格が高騰する時も、「提携」の場合は、年中同じ価格でお届けしています。

 

「提携」をすることによって、地元でとれた農産物を地元の消費者にお届けすることができます(地産地消、フードマイレージがむっちゃ少ない→運送による二酸化炭素の削減)。旬の農産物をお届けすることができます(季節がわかる。なんといっても“旬”が一番うまいし栄養満点!)。うちではビニールハウスや黒マルチなどの石油製品をできるだけ使わないし、暖房で加温したりもしないので、生産に伴う二酸化炭素の発生も少ない=環境にやさしい! ほかにもメリットはいっぱいあると思いますが、また思いついたらお知らせします。(^_^)

 

つまり、「提携」の消費者のみなさんは、安全でおいしくて栄養満点な農産物を食べながら、自然に、地球温暖化防止にも貢献し、自給率の問題にも貢献し、循環型社会の形成に寄与しているということなのです! だから、これからも大威張りで“りずむ”の野菜を食べ続けてくださいね。しばらく端境期で野菜が少なくなったり、端境期の先の夏は、暑すぎて野菜がうまくできなかったりもしますけれども、そんな時こそ消費者のみなさんの支えが必要です。たまには見慣れない野菜が入ったりもしますが、上手に野菜とも生産者ともお付き合いいただけると嬉しいです。いつもいつもありがとうございます! 感謝×感謝です。でも、生産者を甘やかすのはよくありません。これからもご指導よろしくお願いします。不手際等あったら、すぐにご連絡くださいね。

 

 

 

 


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