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[197] “いのち”を育む産業

※3/31に書いたものです。

 

 

<197号> “いのち”を育む産業


桜が満開になったと思ったら、気温がぐっと下がり、今年のお花見は風邪を引いた人が多かったのではないでしょうか・・・。お大事にしてくださいね。

 

畑の方は、端境期真っ盛りです。どんどんなくなっていく野菜を見ながら、「今週は野菜セットができるだろうか? 来週はどうなるだろうか?」と胃が痛くなるような思いをしながら、セットをつくる今日この頃です。そんな中でできてきた葉タマネギに少し癒されたりしています。でも、これからが最も苦しい時期となります。お客様のご理解が頼みの綱です。いつも支えてくださっていることに心から感謝致します。ありがとうございます。

 

あと、偉いのはニンジン。今出しているニンジンは、去年の9月終わりにまいたもので、まくのが遅かったのと、日陰という悪条件のために大きくなりきれず、出荷をあきらめていたものです。本来ならば、ニンジンはとっくにトウが立って食べられない時期なのですが、このニンジンは一部トウが立っているものもありますが、大半はまだトウ立ちせずになんとか出荷できています。ほとんど奇跡です。色が薄くて小さくて頼りないニンジンですが、この時期まで持ちこたえてくれるなんて、ニンジンのがんばりに拍手!です。(ニンジンさん、ありがとう!) でもいつまでもつかわかりません。来週は出荷できなくなるかも・・・?です。これがなくなったら、5月下旬までニンジンはお預けとなります。冬の最後のニンジンをおいしく食べていただければと思います。


それにしても、ブロッコリーも終わりだし、ニンジンも終わるし、あぁ、この先何を出せばいいのだろう?・・・ 小心者のワタクシは眠れぬ夜を過ごすのであります。(嘘ですよ。夜はぐっすりです)

 

話は替わりますが、前の仕事をしていた時に、「国際環境都市会議くまもと2002」の市民部門となる「市民環境会議」の事務局を務めたことがあります。世界各国から十人以上の外国人をゲストにお招きし、5つの分科会で知恵を出し合いました。

 

「食と農」の分科会では、ゲストとして、韓国で農林大臣を務めた経験をお持ちの金先生をお招きしました(すごいでしょ)。金先生は有機農業の重要性にいち早く気付き、韓国の農業を「有機」の方向に大きく舵をきった人です。ちょっと前までは日本以上に保守的だった韓国で、農業の方針を大転換させるなんてものすごく大変な仕事だったろうと思います。

 

その金先生がこんなことをおっしゃっていました。「全ての病気は食べものに起因します。あなたの健康を守りたいのであれば、有機食品を食べることをお薦めします。韓国ではサムソンの会長が癌で死を宣告され、医者の勧めもあり、米や野菜、果物など全ての食べものを有機にしたところ、寿命が10年延びました。(ケミカルで汚染された食品ではなく)有機食品を食べれば、成人病、子供の病気、糖尿病など、食に起因する病気を減らすことができます。有機作物だけを食べている人と、都市部の普通に食事している人、輸入作物を食べている成人男子の精子の数を数えたところ、有機作物を食べている人の精子の数は2倍あったそうです。やはり、有機作物はエネルギー生み出し、女性は美しくなり、子供は病気知らずになります。肥満や心臓麻痺など、病気の心配をする必要がありません。医療費の節約ができます」

 

韓国の農政の大転換は、金先生の中のこのような信念と熱意が可能にしたのでしょうね。日本にも金先生みたいな農水大臣が現れて欲しいものです。

 

全ての食べものには“いのち”が宿っています。自然の力だけで大きくなった食品と、食品添加物や農薬などが使われた食品は、“いのち”の質に大きな違いがあって当然だと思います。人間も自然の生きものなのだから、自然の力で大きくなった食品の方が体にいいのは間違いありません。そう考えると、有機農業は“いのち”を育む産業だと言えます。(偉そうですけどね) 小さくて貧弱なニンジンでも、1本1本に“いのち”が詰まっています。お米の一粒一粒に“いのち”が詰まっています。健全な“いのち”は、人を健康にしてくれます。「野菜がないよ~。どうしよう」と悲嘆にくれる(?)ことはあっても、有機農業はすばらしい仕事だと思います。ただ、有機農業は生産者だけでは成り立ちません。お客様(消費者)のご理解なしには不可能です。こうやってお客様のご理解を得ながら、お客様と共に有機農業を続けていけることをとてもとてもありがたく思います。

 

 

 

 


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