今日は八代に行ってきました。
八代で「川辺川ダム中止・荒瀬ダム撤去を実現する県民大集会」に参加すべく、
ついでに球磨川河口やら荒瀬ダムやら藤本発電所やら萩原堤防やらを一緒に見ちゃおうというバスツアーでした。
現地見学では、忘れていた記憶が呼び覚まされたり(^_^;
県民集会には、当初集客が心配されたものの900人もの人が集まったり・・・と、
どちらもよかった。
行ってよかったです。(^^)
あー。
バスの中ではいろんなことを考えていたのになぁ~、
家に帰ると忘れちゃうんだよね。
まぁ、仔細は今日は書く暇がないので、後日、時間があったら書くということで
(なんて書くと絶対書かないだろうけど(^_^;)
それにしても、
それにしても・・・
世の中、変わりました。
県民集会で壇上の上に並んだ国会議員+八代市長6名。
国会議員は民主党2人、社民党2人、共産党1人。
八代市長は民主系。
今や、“与党”のみなさんだよ>民主+社民
前は壇上に“与党”の国会議員が勢ぞろいするなんて画は考えられなかったのに。
地方議会の議員もたくさん参加してて、地元八代からなんて12人もの市議が参加してた。
すごいね。
世の中、変わるもんだね。
もう、感動もんだね。
昔はこんなこと想像すらできなかったのにね。
「反対派」なんて色眼鏡で見られてたのにね。
川辺川ダム中止を明言している民主党プラスαの政権と
人吉、八代、相良の首長。
すごいね。
これで県知事が潮谷さんだったら、どんなにすばらしかったことか・・・。
カバちゃん一人が足を引っ張っているのであります。(-"-;
昔は「反対」という言葉もなかなか口に出せなかったのに。
今や堂々と多くの市民が「反対」と言い、首相までもが「コンクリートよりも人」って言うようになった。
これって、市民の声が世の中を変えた典型的な例だと思う。
ほんとにさぁ~、
川辺川、どうにかしたくて、もがいてあがいていた頃は、
今更アタシなんかが何かやったところで、どうせダムはできちゃうんだろうなぁ~って思ってた。
でも何かせずにはいられなかった。
でも、最初からあきらめてたところもあって・・・
本当に、今のような状況になるなんて予想だにできなかった。
私がさぼっていた間は、たくさんの人ががんばって続けてくれて、
私なんか、さぼっていただけだけども、
「あきらめずに続けていけば、世の中は変わるんだ」と、証明してみせてくれた。
市民は「問題(issue)」にぶつかると強くなる。
問題意識を持ち、勉強して知識と知恵を身につけていく。
ソレでメシを食っている国交省の官僚なんかとも互角に闘えるようになる。
市民には時間もお金も情報も、みんな限られていて絶対的に不利なのに・・・だ。
「問題がある」ということは、一見、不幸な出来事なのかもしれないけれど、
問題意識を持って強くなり、ちゃんと自分で考え、自分の意思を持つ市民になる・・・
ということはすばらしいことだと思う。
本当の意味での“市民”の誕生だと思う。
今日の集会で、国会議員のみなさんが
「川辺川・球磨川から不知火海にかけてを、自然再生の全国モデルに・・・」
なんて言ってたけどさ、
それこそ、球磨川流域の人たちだったら、すばらしい自然再生のモデルが描けるんじゃないかな・・・と思う。今まで、自分達で勉強して知恵と知識を積み重ねてきてるから。
実現してほしいなぁ~。
(いまだにダムに固執しているアホバカ首長がたくさんいるけどさ)
だからね、
“問題”とか“困難”は、
それだけを見たら不幸なことなのかもしれない。
だけどね、あきらめたりくじけたりせずに、前向きに向き合っていけば、きっと「いいこと」をもたらしてくれるはず。
あきらめなければ、時間がかかるかもしれないけど、
きっと、いつか、something specialをもたらしてくれるはず。
だからね、
あきらめないで。
くじけないで。
がんばらなくていいからさ。
でも、がんばれるならがんばれ。
ほどほどにがんばれ。
時々やすんでもいいからさ。
そうしたら、きっと、いいことあるからさ。
くじけてばっかりのワタシなので(^_^;
偉そうなことは言えないですけど、
でも、今日の現地見学と集会に参加して
改めてそう思いましたデス。
今日は、川辺川利水裁判の元原告団長の梅山さんも来られていました。(^-^)
体調を崩されて、長らくお見かけしていませんでしたが、
久しぶりにお姿を見れてよかったです。
思ったよりもお元気そうで、よかったです。(^-^)
梅山さんの姿を見たことが、今日一番の嬉しいことでした。
梅山さんには川辺川ダムと川辺川利水事業の最後をちゃんと見届けてほしいです。
元気でいてほしいです。



ごま、キティちゃんの顔にめりこむ・・・
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