2017/08
≪07  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   09≫
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[216.5] 脱穀しながら縄文時代に思いを馳せる。
<2009/11/10>


<216.5号> 脱穀しながら縄文時代に思いを馳せる.

10月21-22日で稲刈りをして16日。11月6日に脱穀をしました。天気がいい時は10日ほどで乾くこともありますが、今年は途中で2回雨が降ったので籾の乾燥にいつもよりも時間がかかってしまいました。去年と一昨年はコンバインで刈って、乾燥機で乾かしてもらいました。乾燥機は石油を使って乾燥させるので、後ろめたい気分でしたが、今年は掛け干し。太陽と風の力で乾かす方法。これは縄文時代末期に稲作が日本に伝来して以来、ずっと続くやり方(縄文末期や弥生時代は穂だけ刈り取って、それを庭先(?)に広げて干していたのだと思います)です。稲を干しながら、縄文末期から流れる悠久の時間に思いを馳せていました。(なーんつって)

掛け干しをしている間、途中で大陸からの寒気が流れ込み、いきなり“冬”が来て、猛烈な風が吹きました。うちあたりは周りが田んぼばかりで遮るものが何もないので、街中よりも猛烈な風が吹きます。干している稲が落ちるのは大体例年のことですが、今年は落ちた落ちた・・・。バッサンバッサン…よく落ちました。毎日落ちた稲束を拾っては掛けなおし・・・というのが日課でした。それでも今年は太陽と風の自然エネルギーで乾燥させた“掛け干し米”です。石油を使わなかったというだけで、低い鼻がちょっと高くなったような気分です。(ただの自己満足です)

掛け干しにする場合、稲はバインダーという機械で刈って束ね、ハーベスターという機械で脱穀をします。私はどちらも持っていないのでバインダーは御船のOさんちから借りました。ハーベスターもOさんちから借りようと思ったら、私には(力が足りなくて)扱えないタイプだったので、いろいろ考えて結局近所のコンバインを借りてやることにしました。当日は友達に手伝ってもらって、掛けてある稲を一束ずつコンバインにジャーっと流して脱穀。機械の調子もよく、順調にはかどりました。途中で母も手伝ってくれて、なんとか暗くなり始める頃に終了! 

脱穀って昔は“千歯”でやってたんですよね。でっかい鉄の櫛みたいなやつに稲穂を引っ掛けて引っ張って籾を落とすというやり方です。きっと気が遠くなる様な時間がかかります。この“千歯”はまだうちにも昔のやつが残っているので、割と最近(大正時代くらい?)まで使っていたのでしょう。縄文末期の人たちはどうやっていたのでしょう? 稲刈りは石のナイフみたいなやつで穂を刈り取り、脱穀は千歯よりももっともっと原始的なやり方でやって、これでやっと“籾”になります。籾には籾殻がついているので、さらに籾殻を取り除かなければなりません(=籾ずり)。籾ずり機が登場する前は唐臼(臼にシーソーみたいなやつがついていて、それを足でバッタンバッタンやる。あるいは水車を利用)というものを使っていたようです。去年、熊本県有機農業研究会の青年部で「稲がご飯に変わるまで」のワークショップをやりました。このときはすり鉢に籾を入れてソフトボールで擦って籾殻を取り除く・・・という方法で籾ずりをしましたが、なかなか籾殻が取り除けません。イライラするほど時間がかかりました。昔は米づくりにものすごい時間を割いていたのですね・・・。そんな苦労と時間を重ねてつくるお米(主食)は、とてもとても貴重なものでした。今は機械が普及して、米の消費量も減り、米価も下がり、米の価値も地に落ちているような気がしますが、悠久の昔から私たち日本人の“いのち”をつないでくれたお米をもっと大事にすべきだと思います。

脱穀が済んで籾を運び、その後、近所の籾殻を分けてもらい籾殻を運びました。この時期は重いものを抱えることが多くなります。脱穀をした後に残ったワラは、里芋や夏野菜に敷いたりして使うため、小屋(納屋)の2階に上げて大事に保存します。雨で濡れると腐るので、雨の前に・・・と大慌てでかたづけました。この時期は腰を酷使します。ちょっと腰と肩がシンドイ季節なのであります・・・。(がんばりまーす)



にほんブログ村 環境ブログへ
にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ


スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

りずむ☆

Author:りずむ☆
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。