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[231] “りずむ”の百姓道~基本は循環 その②~
<2010/05/18> に書いたものです。






<231号> “りずむ”の百姓道~基本は循環 その②~

前回のその①(228号)の続きです。前回は、「自然界の全ての物質は循環している」と書きました。水は山から栄養分を含みながら川を通って流れ下り、多くの生きものたちを育みながら海に下り、海から蒸発した水が雲となり、山にぶつかって雨を降らせ・・・というのが水の循環。そして、ひと度どこかで汚してしまうと、それはまわりまわって必ず私たちのもとに帰ってきます。

例えば水俣病の原因物質の水銀。海に流してしまえば薄まり、消えてなくなってしまうだろうと考えたのでしょう。しかし、小さなブランクトンから貝や小魚、中型の魚、大型の魚・・・などを通してどんどん生物濃縮を繰り返し、それらを食べた猫やカラスや、人までもが病気になり、多くの犠牲を生みました。水銀は脳神経を破壊します。一度脳神経が破壊されると完治しないと言われています。患者さんはリハビリで症状が軽減することはあっても、一生病気と付き合っていくしかありません。

原因企業チッソが製造していたのは「便利で豊かな生活」を夢見る人たちには不可欠のプラスチックの原料でした。一方、犠牲になられた方の多くは貧乏な家庭で、木や竹などの自然素材をたくさん使い、プラスチックとは無縁の生活されていました(昭和30年代)。全くもって理不尽だと思います。

そういう意味では、便利で豊かな生活を享受している私たちの生活そのものが、水俣周辺の一部の人たちに犠牲を強いてしまったとも言えます。ずっと寝たきりや車椅子の生活を強いられ、毎日頭痛や手足の痺れに苦しんでいる患者さんがたくさんいらっしゃいます。そういう人たちの存在を忘れてはならないと思います。(まただんだん話がずれてきました。(^_^;) 

ずれたついでに書きますが、私がまだ環境問題のイロハもわかっていなかった頃(14年くらい前)、水俣エコツアーに参加しました。講演を聴くために会場に入り、ペットボトル入りのお茶を机の上に置いていたら、水俣病の患者であり語り部である浜元二徳さんに「おまえらがそぎゃんとば飲むけん○×△□!!!」と怒鳴られました。まだ何もわかっていなかった私にはコトの次第が理解できず、その時は聴衆の面前で怒鳴られたことがショックで、憮然としてしまいました。今ならわかります。“便利”な自動販売機で買ったペットボトルのお茶。そういうものを買って飲む便利な暮らしをしているために、自分達が犠牲になっているのだとおしえてくれたのです。今は浜元さんに感謝の気持ちでいっぱいです。私も今では外出時は水筒入りのお茶持参ですよ。(^^)v(節約にもなるしね)

また、別の機会に聞いた、浜元さんの「いのちのある食べ物は腐るっとよ。レトルトやカップラーメンは腐れんでしょ。腐れんとにはいのちはなかとよ。(だから、いのちのある、最後は腐って土に還る食べ物を食べなさい)」という言葉は、今も胸に深く深く刻まれています。

私は川辺川を守る活動や、前職の環境NGOの事務局の仕事を通して、これらのことを学びました。百姓になるきっかけを与えてくれたのも川辺川の活動でした。

だからね・・・、何が言いたいかと言うと「循環が大事」ということです。悪いことも循環します。それを「悪循環」と呼びます。悪循環ではなく、好循環。

たとえば「水の循環」の中では、水は川を流れ下りますが、その過程で、水の中に入ってきた有機物(汚れ)は、水の中に住む生き物(虫や魚など)が餌として食べます。その生きものにしてみれば、生きるために食べているだけですが、食べてくれることによって水がきれいになります。人間以外の生きものは、みーんな環境をきれいにしてくれているのですよね・・・。もうね、感動ですよ。みんなすごいです。自然の摂理ってすごいです。

一方、人間の暮らしはと云うと・・・。人工的に自然界では分解されないような化学物質などを生み出して、便利に使って、その後は知らんぷり?・・・というのは言いすぎかもしれませんが、その後の処理におおわらわしています。農薬や化学肥料にしても然り。また紙面がなくなりました。またまた続く・・・。(^o^;(なかなか進まんぞぉ~)



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