2017/09
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[028] 新米がとれました。
243.5号の次の号は、
プリンターのトナーがなくなったせいで、バックナンバーのコピーでごまかしました。(^o^;
とゆわけで、特別に、2005年に書いた“たより”の紹介です。
今も気持ちはこの頃と変わっていません。
でも、「慣れた」こともあって、ちょっと気持ちがスレてるような気がする。(._.;
「初心」を思い出せ!わたし。


追伸:プリンターのトナーは、買い置きが後日見つかりました。ばか。(;_;)
(のうみそやばい)




<2005/11/08> に書いたものですよ。





<28号> 新米がとれました。

新米のご飯をひと口。……(沈黙)……「うん、うまかたい!」 ちょっとドキドキしましたが、米の味にうるさい母の「うまい」という言葉にひと安心です。(^-^)

思い返せば、ちょうど1年前の今くらいから田んぼの準備をし始めたのでした。それまでは御船のOさんところに週に2回、研修というか、農作業の手伝いに通う以外は自宅では特に何を育てるでもなく、私の“百姓仕事”は米づくりの準備から始まったのでした。フツウのお米はゴールデンウィークくらいから種まき→苗づくりとなりますが、「冬季湛水・不耕起移植栽培」という方法で育てている“りずむ”の田んぼでは、冬の間、田んぼの水を溜めるので、稲刈り直後からその準備を始めなければなりません。実はこの「冬季湛水」。これが米づくりの中で一番タイヘンでした。

冬の間から田んぼに水をためるとイトミミズやサヤミドロなど、植物を含めていろんな生きものが増え、それらのフンが“トロトロ層”を形成し、土壌の上につもり、日光を遮るため草があまり生えません。“教科書”にそう書いてあり、「夏場の田んぼの草取りはタイヘン!」という話をあちこちで聞いていた私は「ほんとかなぁ~?」と半信半疑でした。

ところが、本当に草が生えないのです! もちろん、少しは生えますよ。と言っても田んぼの中で取った草(ヒエが大半)は全部で30株ほど。うちの田んぼでは除草剤も全く使わないのに、除草剤を使う慣行田(フツウの田んぼ)よりもずっとずっと生えてくる草が少なかったのです。(田んぼの中は草は少なくても、畦の草はものすご~く元気でした。(^_^;) 

肥料が切れたら慣行農業でも、有機(無農薬)農業でも“追肥”をします。でも、うちの田んぼではイトミミズたちが毎日せっせとフンをして追肥してくれているのでそれもいりません。百姓歴50年の母曰く「こぎゃーんラクな田んぼてあるかい…」 今年はウンカの害がひどく、あちこちでウンカにやられて全滅した田んぼがある中、うちの田んぼは「この辺で一番美しか」と母が言うほどのできばえでした。それは、ひとえにクモやイトトンボなどの生きものが稲を守ってくれたからです。8月にやった“生きものしらべ”の時には、ウンカもいました。でもウンカ以上にクモやイトトンボがものすご~くたくさんいました。きっと、ウンカが飛んできても片っ端からクモたちが食べてくれたのだと思います。そして嫌われ者のウンカなどの害虫。実は、これらも大事な田んぼの仲間です。だって、害虫がいないと稲を守ってくれているクモやイトトンボが飢え死にしてしまいますから。いろんな“いのち”がめぐりめぐってできた新米です。田んぼの生きものだけでなく、たくさんの人の協力もありました。そう考えると、お米のひと粒ひと粒がとても愛おしくて、これをムダにするなんてことは絶対にできません。本当に、お米に関わってくれたすべてのものに感謝です。

「生きもの」も大事、お日さまや風や土や、いろんな自然も大事。いろんな人たちの支えも大事。でも、一番大事なものがあります。それはなんでしょうか?

それは「お米を食べてくれる人」です。「お米を食べてくれる人」がいるから、田んぼが維持でき、田んぼに水を運ぶ用水路が維持でき、農家もお米をつくることができます。田んぼや用水路は多様な生きもののすみかとして、また地下水涵養や水質浄化のためにとても重要です。「そこに田んぼがある」というのは、とてもアタリマエに見えますが、実は日本人の生活や文化、風土、自然環境などと密接な関係を持っていて、田んぼがなくなれば、それらの質もだんだん衰えていきます。「お米を食べること」は、大事な田んぼを守ることなのです。日本人がお米を食べなくなったために減反が進み、耕作放置田が増え、地下水が減少し、生きものたちが絶滅・減少に向かっています。お米を食べることは、「日本人の誇りを守ること!」と言っても過言はないと、私は思います。パンやピザやうどんもおいしいけど、私も時々食べますが(^_^; できるだけご飯を食べて欲しいと思います。“ご飯”の向こう側に、日本の文化や風土や地下水や、自然、平和に暮らす生きものたちがいるのです。そんなことを思い浮かべながらご飯を食べると、さらにご飯が味わい深くなるはずです。(^^)

いろんな“いのち”がめぐりめぐってできるお米。最後はそれを食べる人の“いのち”につながってくれると、百姓としてはこの上なくしあわせです。 (“りずむ”のお米でなくても、どこのお米でもいいのです。でも、日本のお米でないと日本の文化や自然、生きもののすみかや地下水を守ることはできません)


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