2017/04
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[261] 田植えが終わりました/コガタノゲンゴロウ登場
<261号> 田植えが終わりました/コガタノゲンゴロウ登場

この時期のメインイベントはなんと言っても田植え! 周囲の田んぼは1週間前の6/25-26で田植えが一斉に終わり、植えられたばかりの薄緑色の早苗がそよそよと風にそよいでいます。苗が植わっていないのは我が田んぼのみ。おまけに草が生えてたり、ウキクサがたくさん浮かんでいたり。きっと真面目なお百姓さんが見たら、「なんだ、この汚い田んぼは~!」と目を覆いたくなるかもしれません。(^_^;

うちの田植えは毎年“手植え”です。機械でやれば2時間くらいで終わる作業も人の手でやると、5人×1.5日かかります。毎年友達や研修生に手伝ってもらって今年もちんたら手植えです。よそと同じ日程でやってもいいのですが、一斉に忙しげに機械でガー!と植えられている中を、ちんたら手植えしている・・・というのはちょっとアンマリなので、毎年うちの田植えはよそよりも1週間遅れなのであります。

今年は冬が寒かった分、ジャンボタニシが少なく、アオミドロやサヤミドロ(藻類)も少なく、その分、草が生えまくり、ウキクサが大繁殖しまくりでした。草刈りとウキクサの除去がちょっと大変でした。

田んぼの中には毎年おなじみのコオイムシやガムシ、ヤゴやイトトンボの幼虫、ミズムシやアメンボなどなど、既にいろんな生きもののいのちで満ち溢れています。虫が多い分、うちの田んぼの上にはツバメがたくさん舞っています。コサギやアマサギもやってきます。これらの“いのち”はみーんな、田んぼの生産物。田んぼは米だけを生産するのではなく、ほかのかけがえのない生きものたちをたっくさん生産している場所なのですよ。お米とお米の文化とともに、そういう小さな“いのち”を守っていけたらいいなと思っています。

そんな中、今年はビッグニュースです。6月12日に大雨の中、「田んぼの生きものしらべ」をやったのですが、その時に、コガタノゲンゴロウの幼虫が確認されました。本州では絶滅した県も多く、熊本県では絶滅危惧Ⅰ類に分類される昆虫です。絶滅が危惧されるゲンゴロウは体長34~42mm。コガタノゲンゴロウは24~29mm。文字通りゲンゴロウを少し小型にしたような“小型のゲンゴロウ”なのです。このコガタノゲンゴロウ、熊本市で確認されたのは4例目という、結構貴重なケースらしいです。コガタノゲンゴロウは幼虫時代を水中で過ごし、その後は陸に上がり、土の中に潜ってサナギになって成虫となります。そのため、すみかがコンクリートで覆われてしまうと生きていけません。畦をコンクリートで塗り固めたり、畦板で囲ってしまうことは彼らにとっては死活問題なのです。そうやって、どんどん住む場所を追いやられてしまっているゲンゴロウたち。うちの田んぼでは平和に暮らしてもらいたいものです。

この春は田んぼの草がすごくて、刈りばらい機で一回田んぼ全面の草を刈ったのですが、一部を“鳥の隠れ場所”と称して残してみました。その結果、残した草にコガタノゲンゴロウが卵を産み付けてそれが功を奏したのでしょうか・・・? よくわかりませんけども、人間サマから見たら汚い草ですけども、生きものにとっては卵を産みつける貴重な草だったりするわけで、そういうちょっとした配慮で、住みやすくなる生きものがいるのであれば、これからも共生していきたいと思うわけであります。(見た目には目をつぶって・・・) 結局、田植えのことはほとんど書けませんでしたが、とにかく田植えが終わってひと安心です。でも、梅雨の間、畑に入れなかったので畑が草ボーボーです・・・。



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