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[272] 魔法の田んぼ(その2)
<2011/11/22> に書きました。




<272号> 魔法の田んぼ(その2)

いきなり“冬”がやってきました。“冬”が来てくれて野菜の生育がアタリマエになるので嬉しい一方、やっぱり寒い~(>_<)です。

さて、前号の続きです。「魔法の田んぼ」の理由のひとつは、「草が生えない田んぼ」ということです(前号で紹介)。

そして次が何も入れてないのにお米が育つということ! お友達のYさん曰く「略奪農法」だとか。(^_^; それもそうですよね。普通だったら、稲が育つ成分を肥料として施して、それを栄養として稲が育つのに、肥料を一切入れないのに稲が育つなんてどういうこっちゃ?と思うのも無理はありません。

うちの田んぼは冬季湛水不耕起移植栽培です。この農法を広めた岩澤信夫さんによると、冬の間から水を張ることによって生きものが増えて、生き物のフンが積み重なってトロトロ層となり、それが稲の栄養となって育つ・・・ということですが、ここ数年、それだけではないような気がしています。もちろん、生きものがたくさん増えて、クモやカエルやコオイムシやアメンボやメダカやイトトンボがたくさんいて、ウンカが少しくらい飛んできても、虫たちが害虫を食べて稲を守ってくれるという効果は絶大です!

でもね、最近思うのです。これは「山の力」のお陰なのだと。つまり、稲を育てる5月から10月の間は当然、川から流れてくる用水路の水が田んぼに入ってきますが、うちでは稲刈り~脱穀が終わったらできるだけ早く、早ければ11月のうちから水を張ります。この水はどこからくると言えば、白川。阿蘇を源とし、大津や熊本市内を流れて有明海に注ぎ込んでいます。この白川が山のミネラル分をうちの田んぼに運んでくれているからだと思うのです。

「森は海の恋人」という言葉が有名となり、魚を育てるためには山が豊かでなければならない…と漁師さんが山に植林されています。山が豊かであれば、フルボ酸鉄をはじめ貴重なミネラルが川を介して海に流れ込み、それが海藻を育て、魚のすみかをつくり、魚がたくさん住む海となり、人もそれを糧にして生きていくことができる・・・というわけです。

このところ、小祝政明さんのセミナーに参加して、農業にもミネラルがとても大切なことを学んでいます。そしてつながりました。農業(土)にもミネラルは必要! 川は山のミネラルを運んでくれている。ということは、冬の間からずっと毎日、川の水を田んぼに入れていることが、もうひとつの「魔法の田んぼ」の理由なのではないか!!と。

本当に、うちの田んぼには何も入れません。岩澤さんの教科書では、脱穀した後のワラは田んぼに戻し、さらに米ぬかを1反あたり100kgまく(100kgって土の表面にかなり薄く薄く、ふりかけ程度にまぶす程度ですよ)・・・ということになっていますが、うちではワラも糠も一切入れません。本当に何も入れません。本当に「略奪農法」です。それでも稲がちゃんと育つのは、山のお陰、川のお陰、虫のお陰、カエルやヘビやメダカのお陰、太陽のお陰、風のお陰・・・いろんなものたちのお陰なのです。ありがたいなぁ~。

白川にはダムがありません。だから、ミネラルたっぷりの水が流れています。ダムができると水と一緒にミネラルもダムにせき止められ、下流の漁業や農業にも影響を与えることでしょう。白川には立野ダムの計画があり、ちょっと(かなり)気がかりです。

11102701
田んぼにいたモクズガニ(稲刈り時)
海からはるばる(?)遡ってきます。
用水路に戻しました。




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