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[277] 有機農業と脱原発
<2012/02/07> に書きました。




<277号> 有機農業と脱原発

寒かったですね~。熊本で最低気温-6.7度なんてビックリです。雪国の方々のご苦労を思えばこのくらいなんてことないのでしょうが。熊本は雪も滅多に降らないし、地震も少ないし、水はうまいし、お米も野菜もうまいし(^-^)いいところですね。

2月4~5日に阿蘇で「火の国九州・山口有機農業の祭典」がありました。テーマは「どぎゃんすっと?! 『いのち』と『有機農業』」。基調講演のテーマは「有機農業と脱原発、自給と共生の社会」。原発に詳しい先生や、40年も昔から有機農業に取り組み、町全体を「有機農業の里」に育てた星寛治さん等々、そうそうたる顔ぶれでした。最初の槌田たかし氏は「世がお金の価値に流れるとき、いのちの価値は忘れられた。いのちにかかわる食と農の変質がすすんだ。食品公害、農村・農業の衰退である。このような社会変化は昭和30年以降のことである。そして今、破綻しはじめている」と説き、脱原発と有機農業の推進を奨励されました。そして、福島の農業を励まし支えるために、氏は「福島の農産物を食べたい」と・・・。もちろん槌田氏はほかの人にも「食べろ」と強要されているわけではありません。「子育て世代は食べたらダメ」とも言われていました。

なーんかねぇ~、いろいろ考えるわけです。福島では有機農業も盛んに行われていて、私たちと同じように、「大切なのはお金ではなく、『いのち』なのだ」と気付いて、『いのち』や私たちが住んでいる大地(環境、自然)を守り、孫子に手渡すために有機農業をしている人たちがたくさんいるんですよね。野菜やお米をつくるためには土をつくることが第一で、土なんて一朝一夕によくなるわけではなく、堆肥を入れて、失敗を繰り返して何年もかけて、やっといい野菜がとれるようになるわけです。そうやってわが子同然に育ててきた土が、ほんの一瞬の事故で汚染され、取り除かなければ安全に住むことすらままならない状況に追い込まれるなんて、怒りを通り越して、どこに怒りをぶつけたらよいのやら・・・。私だったらどうするだろう?と思います。私も福島の農産物を食べてもいいかな・・・と思ったりします。でも手元に野菜もお米もあるのに、わざわざ取り寄せるのも不経済だし。なんだかなぁ~。電気を使っているのは福島の人も私も同じこと。なのになんで福島(及びその周辺)の人ばかり苦しまなければならないの?

シンポジウムでは、福島市で生まれ、大学卒業後、研修を経て、福島市で有機農業を始めたという若い(31歳)の須藤陽子さんが登壇されていました。有機栽培で野菜をつくり、野菜セットをお店や消費者に届けるという、形態は私とほとんど同じ。若いと言えど、農業では私よりも1年先輩です。女一人で1町(1ha=10反=3000坪=100m×100m)もの畑(田んぼも?)を作っているというからスゴイです。(うちは田んぼ2.2反、畑3.5反くらい) 須藤さんの農地は福島原発から60kmほどの距離にあり、震災以後、農業を中断されているそうです。

ほんとにホントに、ほんとに、一瞬にして職業も未来も奪ってしまう原発事故。言葉がありません。

質問の時間に「被災地の瓦礫を拒否する人たちがいるが、受け入れるべきではないか」という議論の後に、須藤さんが話されたことが頭から離れません。「福島は墓場でいい。福島を国有化して放射線を福島に封じ込めて。(外に出さないで)。大好きな福島だけど」・・・福島で生まれ育ち、福島で農業を始め、福島に思い入れがたくさんあるはずの須藤さんの言葉です。最後は涙声になってしまわれました。感動しました。心中を察すると、さぞ辛かろうと思います。

私は何をしたらいいのだろう?といつも思いますが、これからも考え続けようと思います。冒頭に書いたとおり、熊本は本当によかところです。感謝せねば。









2/7に書いた“たより”が277号って、ゴロがよくない?
どうでもいい?

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