2月24日(金) ホテルの朝ごはん~デタム通り~障害者の作業所
クチトンネルの半日ツアーを申し込んでいるので、6時には起きなければならなかった。
iPhoneのアラームを設定してはいるものの、失敗するといけないのでフロントに電話してモーニングコールをお願いしておいた。
夜中、エアコンを止めていると寝苦しくなって目が覚め、
室外機の音がうるさくて目が覚め・・・
寝過ごしたんじゃないか・・・などと、何回か目を覚ます。
その度に時計を確認して再び寝る、の繰り返し。
5:40頃目が覚めたので、起きてシャワーを浴びる。
6時になっても電話がならない。
なんだ、モーニングコール忘れられたか?
なんて思っていたら、電話がなった。
忘れられてなかった。
単に、部屋についている時計の針が進んでいただけだった。
身支度を整えて1Fで朝ごはん。
マジェスティックみたいに豪華な朝ごはんではなく、メニューから選ぶタイプ。
でも、朝食は宿泊代に込みなので、それにすると十分の内容。
チキンヌードルスープ(フォー・ガー)と、ビーフヌードルスープ(フォー・ボー)、あとはオムレツなどのウェスタンスタイル。
ベトナムだったらやっぱり、フォーでしょ。
ってことで、フォー・ボー(鶏)を注文する。

フォーもおいしいけど、
このフルーツが嬉しい♪、おいしい♪
ドリンクは“リプトンティー”
ベトナムでは“ティー”って言ったら、違うお茶が出てくるらしい。
紅茶が飲みたい時は“リプトンティー”って言うらしい。
リプトンの紅茶じゃなくても、ティーバックの紅茶はリプトンティーなの?
日本だったらさ、箸でズズズーっと気持ちよく食べられるのだけど、ベトナムではそうはいかない。
右手にお箸、左手にスプーンを持ち、音をたてないように、がんばって食べる。
最後に残ったスープも、どんぶりを持って飲み干したいところだけども、お行儀よく(?)スプーンですくえるところまですくう。
でもね、悲しいかな、日本人のサガ、すすらないように気をつけても、時々、ついついすすっちゃうのよね。
隣の人に聞こえないならいっか?
昨晩食べたものが消化できてない胃袋に、フォーを流し込んで、フロントで
「デタム通りまで歩いてどのくらいで行ける?」って訊いたら、
「15分」
ちょっと余裕を持って出発したら、案の定、22分くらいかかった。
ベトナム人はそんなに足が速いのか?
足のリーチの問題か?
デタム通りには旅行会社が何軒もあり、旅行会社の前にはバスが15分間隔でやってきては、ツアー客を飲み込んでは去っていく。通りは旅行客でごった返している。

「バスは8:00に来るから7:45までに来てね」という言いつけを守ってシンツーリストまで来たものの、ちょっと早かったらしい。
前に停まっているバスは番号が違う。
30分ほど待って、私が乗るバスがやってきたので乗る。
座席は残念ながら通路側。
隣の男性は、斜めに私に背を向けて座り、なんか感じ悪い。
・・・けど気にしない。
ガイドの兄ちゃんが乗ってきて、バス出発。
ガイドの兄ちゃんがホーチミンのうんちくをしゃべり始める。
ホーチミンではバイクが安いから多いのだと。
「なんなら、100USドルくれたらバイクを買って来てあげますよ。ただし保証は3-4日」とか言って笑かしてた。
まぁまぁ、おもしろい兄ちゃんだ。
兄ちゃん曰く、車は税金が2.5倍かかるのだそうだ。
だからみんな車が買えない、とも。
特にベトナム戦争や枯葉剤のことは何も言わない。
アメリカ人観光客に気を使っているのか?
しばらくしたら、隣の人が後ろを向いて何やらしゃべり始めた。
そして、私の方を向き、「席を替わるからどいて」と言う。
彼の代わりに若いアジア系の男性が隣に座った。
しばらく無言でいたら、
隣のアジア君がおもむろに乾燥梅干を取り出して食べ始めた。
あら、日本人じゃん。
ってことで、少々おしゃべり。
卒業旅行でベトナム~カンボジア~タイを旅するのだそうだ。
ビール会社に就職が決まっていて
一泊11ドルの宿に泊まっている 等々。
感じのいい子だった。
クチトンネルまではホーチミンから約75km。
途中、休憩がてら、障害者の人が働いている工芸品屋さんに寄る。


板にうるしみたいなものを塗って、そこに卵の殻を砕いたものを貼り付け、絵を描いて磨き、工芸品に仕上げる。
ものすごく細かい作業。
足が変な風に曲がったりしている障害者の人たちが黙々と作業をしている。
この時は「障害者」とだけ聞いていたが、やはり、枯葉剤の被害者のようだった。
(日曜日も同じような作業所に行った)
奥には工芸品がずらりと並んでいて、トイレ休憩と作業所の見学と称してつれてこられ、お土産にそれらの作品を買って帰る・・・という仕掛け。
確かに作品はきれいだし、アオザイを着た女性の絵のついた皿(?)がいいな~と思ったのだけど、嵩張りそうなので買わなかった。かなり大きな壷のような作品もあったりして。
あんなの外国人が買って帰るんだろか?
持って帰るの大変だよ。
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