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ベトナムに行ってきた。その9
2月24日(金) クチトンネル

クチトンネルまでの道中には、田んぼが広がる。まだ青い稲や、穂が出た田んぼ。何も植わっていない田んぼ。一年に三回もお米がとれるので、稲の成長具合も田んぼごとにまちまちだ。時々、田んぼの中にポツンとバイクが停まっているのがフシギだった。

バスはクチトンネルに近づき、ガイドの兄ちゃんがトンネルの入場料を集める。
まもなく到着したようで、ガイドの兄ちゃんが窓口でまとめて入場料を払い、ぞろぞろと後をついていく。

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ジャックフルーツ。

周囲は今でこそ森に覆われているのだが、昔は枯葉剤をまかれ、木は生えていなかったという。
兄ちゃん曰く、「この辺の木は11年とか12年くらい」と言っていた。
「戦争が終わってもケミカル(枯葉剤)の影響でしばらくは何も生えなかった」そうだ。

この話しを翌日Aさんにしたところ、「それはあんまりじゃない?」ってことになった。(^_^;
ベトナム戦争の終結は1975年。37年も前だ。「木が11~12年ってありえない」って。
私の聞き間違いかなぁ~?

クチトンネルは、ベトナム戦争中に解放戦線の拠点が置かれ、延長250kmにもわたる手掘りのトンネルを掘られたもの。トンネルは三層構造になっていて、一番下が・・・のところ、真ん中が住居とか(?)、一番上が移動用の道・・・だったかなぁ~。記憶があやふやだけど。

ガイドの兄ちゃんに続いて、トンネルに入っていく。
中には係りの人がいて、ツアー参加者の腕にシールをペタペタと貼ってくれる。
かなり大きいトンネル。
「これがクチトンネルか?」と思ったら大間違い。
そのトンネルはそう長くなく、すぐに外に出た。


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これはなーんでしょ?

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私の理解が正しければ、「こういうワナを使ってトラや象を捕っていた」と言っていたと思う。(英語キライ(^_^;)
ベトナム戦争時にはそれを応用して、こういったワナがあちこちに仕掛けられた。
気付かずに乗ると、クルリとひっくり返って串刺しになる仕掛け。

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一見、何もないところにある入り口。
これこそがクチトンネルへの入り口。

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人ひとり入るのがやっと。
ベトナム人は小さいから入れる。大きなアメリカ兵には厳しい。

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扉の上に葉っぱを置いて閉めれば周囲に溶け込み、入り口がどこにあるかほとんどわからない。

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これなんだったっけな~?
忘れちゃいました。

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以下同文。

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むむ~。
記憶がない。

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昼間は蒸し暑いトンネルの中で生活をし、夜になるとこうやって外に出て外気にあたってくつろいでいたそうな。

一番過ごしやすいこの時期でも気温は35℃を超える。
トンネルの中はさらに暑く、湿気もひどい。
解放戦線(ベトコン)にクチの村人も加わって闘った。
こんなところでよく耐えられたもんだ。

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お休み中の兵士とガイドの兄ちゃん

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ところどころに開けられている通気孔。

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米軍の壊れた戦車。ベトナム戦争で実際に使われたもの。
韓国のおばちゃんはiPadを持って旅行する。

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何やってるかわかんないでしょうけど~、ヒモもジャマだし。
ワナの解説してます。
「こうやって知らずに足を突っ込むと足が串刺し~」って。

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シーソートラップ
乗るとグルンとまわって、痛いイタイ・・・
他にも、扉をあけると串刺しになるワナとか、よりどりみどり。
ベトナム人は頭いいです。

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200kmもの長さのトンネルを、手で掘ったんですよ。
4人くらいでチームを組んで。
土は砂に赤土(粘土?)が適度に混ざって硬くて、トンネルを掘るのに適していたらしい。
でも土が硬いので掘るのは大変。

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不発弾をリサイクルしているところ。

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慎重に慎重に爆発させないようにしてやっていたそうです。
ベトナム人は手先が器用。
・・・なんか、日本人と似てる気がする。

奥には射撃場があったりして、音がうるさかった。
こんなところに射撃場なんて、趣味悪くないですか?
かつて本当にドンパチやっていたところなのに。
だからやってるんですか?

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売店にえびせんがあった。
超似てるんですけど。
カルビー製ですか?
買えばよかった。今更後悔。

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ベトナムの暮らしを展示したブースも。
右のやつはよくわからんけど、左側のは石臼でしょ。
奥上にかかってあるのはバラ(竹で編んだやつ)。

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竈(かまど)

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杵と臼

なーんだ。日本と一緒じゃん。
日本の百姓家では(ちょっと昔までは)普通に見られる道具。
とってもなじみ深い気がする。

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ここではライスペーパーの実演をされてました。
米粉を水でといたもので薄い薄い皮を作ってました。

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竹で編んだやつの上に広げて

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天日に干す。

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食堂みたいなところにつれて行かれたので「お昼ご飯~♪」って思ったら、出てきたのこれだけ。
「地球の歩き方」には“コアイ・ミーというタロイモの一種”って書いてあるけど、Aさんは「キャッサバじゃない?」って言ってた。
甘くないサツマイモみたいな感じ。パサパサで味気ない。これにゴマと塩・砂糖を混ぜたものをつけて食べる。
こういうのを食べて戦っていたのですね。みなさん。
大変だったのだろうな~。
大変ってモンじゃなくて、壮絶とか、あてはまる言葉が思いつかない。

トンネルの中にも入りました。
たった20mですけど。
オリジナルのトンネルに、観光用に出入り口をつけたもの、らしい。
階段を下りるとものすごく狭くて、腰をかがめて歩くのが精一杯。
小さな私でもこれずっとはしんどいよ~って感じだったので、大きい人は大変だろうな。
思ったよりもかなり狭い。
途中、分かれ道に係りの人が座ってライトで照らしてくれてたんだけど、
座って膝をついてやっとそこにいれるくらい。立とうとすると頭があたる・・・くらい。
係りの兄ちゃんに「ここに一日中いるの?」ってきいたけど、たぶん、英語通じなかったらしい。
そんなことはないわね。
いくらなんでもしんどすぎる。

たった20mのトンネル体験。お外に出れてほっとする。

こんなトンネルが200kmもあったなんて。
中には台所や病院や作戦会議室などもあった。
こんな暑いところで、エアコンなんてあるわけもなく、そこに大勢の人が集まったらどんなに不快なことだろう。

「行きたい人は100mのも体験できるよ」とガイドの兄ちゃんは言うけれど、希望者ゼロ。
「暑いし、ムシムシするし、うんぬんかんぬん」とマイナスのことばっかり言ってたのは、さっさとお仕事終わらせたかったからだろうなぁ~。

上に書いたけど、トンネルの中には台所もあった。
でも煙が出るとすぐに敵に見つかるので、工夫して煙を分散させて少しずつ出すような工夫がされていたらしい。
ベトナム人、賢い。

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爆弾。
これって実際に使われたものなんだよね。
資料とかじゃなくて。
ここで戦争があってたんだよね。

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ビールやジュースの空き缶で飛行機やら戦車やら作ってあった。

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すごくない?
壊れないなら買って帰りたかった。
壊さずに持って帰る自信がなかった。

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日本の茅葺屋根を彷彿とさせる、ニッパやしの葉っぱでふいた屋根。
ここは観光用だけど、ちょっと郊外に出ると今でもニッパやしで葺いた屋根をたくさん見かけます。
こういうのがすき。





この日のツィート。

クチトンネルを見てきました。ベトナム戦争時、地下に三層構造の、200kmにも及ぶトンネルを堀り、米軍を翻弄しました。これはトンネルの入口。ベトナム人は通れるけどアメリカ人には厳しい小さな入口。ベトナム戦争はベトナム人の知恵の勝利だと思う。

クチトンネルは今でこそ木がたくさん生えていて森になってるけど、枯れ葉剤のせいでしばらくは何も生えてなかったそうです。枯れ葉剤は多くの人々(自然、生き物)に被害をもたらしているのに、今もなおアメリカは関連性を認めていません。なんでそーいうのがまかり通るんだろう。信じらんない

日本の従軍慰安婦問題も人権を踏みにじるひどい問題だと思うけど、生命の根幹を脅かし続けている枯れ葉剤の方がはるかに悪質だと思う。子どもには影響なくても、孫の世代で影響が出たりしていて、まだまだ問題は終わっていません。


ベトナム戦争について、よく知らないし、知ろうともしなかったけれども、ベトナム戦争について真面目に考えるようになった。



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